オーガニック・ビオワイン好きにもお薦め ラドワ/クロヴージョ/サヴィニーレボーヌ:イル・プルーの奇跡のワインを販売中。
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弓田亨はこれまでも日本の食の領域の様々な嘘、偽りを白日の下に晒し、食べる人の心を無感動にするような、心と身体を傷つけるものを指弾してきました。
‐真のフランス的な味わいを少しも持たない、味わいの表情が極めて乏しい形式的なフランス菓子
‐アク抜き・下茹でによって栄養素とおいしさを取り去り、砂糖の甘さによって足蹴にされた日本の家庭料理
‐盲目的に雑味を取り除き、形式的で稚拙な繊細さを追い求める日本食、ビール、和菓子
日本で口にする輸入ワインも例外ではなく、「偽りのおいしさ」に満ちています。
特に、ワインをデイリーで飲む方々の中には、「薬の少ないワインを飲みたい」と、オーガニックワイン(またはビオワイン、自然派ワイン)と呼ばれる、亜硫酸塩を後から加えていないワインを選ぶ人が増えた一方、なかには「オーガニックのワインはおいしくない」と思われている方も少なくありません。また「酸化防止剤無添加」と謳っている廉価なワインの中には、他の防腐剤などを加えている場合もあります。
弓田亨が選んだワインは、フランスで流通しているのと同じ、薬が極めて少なく(この点ではオーガニックワイン、ビオワインとして流通しているものとほぼ同様です)、本当の意味でのフランスワインの味わいが楽しめます。
産地:ブルゴーニュ
畑は丘の麓に位置し、カシスやザクロの香りはその赤褐色の土壌に由来します。タンニンの構成が良いため、口当たりは十分に柔らかいながらも、時折男性的でコクのある風味です。細挽きソーセージ、うさぎ肉、淡水魚などに合います。
※2本以上ご購入で送料無料 (銘柄は問いません)
産地:ブルゴーニュ
土壌は沖積層粒子の粗い石灰質。繊細なワインで花の香り(スミレ)、早くに熟成し、繊細で優雅な味わいです。
産地:ブルゴーニュ
土壌はジュラ紀後期オックスフォーディアンの石灰質泥岩。しっかりとした、果肉感溢れるワインで多様な果実の味が優雅に感じられます。
産地:ブルゴーニュ
土壌はジュラ紀オックスフォーディアンで粘土質石灰岩。男性的でしっかりとした、がっちりとした味わい。長く熟成させると、黒果実の香りに富んだ、力強さと優雅さが調和された味になります。
産地:ブルゴーニュ
土壌はクロ畑の上部に位置します。エシュゾーと同じ土壌ですが、更に多くの鉄分を含みます。しっかりとした、力強いワインで、黒果実の香りがします。
産地:ブルゴーニュ
土壌はジュラ紀中期のバジョシアン、化石を含む白亜質土壌で黒赤色の粘土と溶岩の砂利も混ざっています。豊潤で調和のとれた際立ったワインで、黒果実と花の香りがします。逞しく、優雅な味わいです。
産地:ブルゴーニュ
土壌はジュラ紀のごく初期、粒子細かい石灰質泥灰土です。深いルビー色をして、黒イチゴ、ブルーベリーの香り。少し渋みのある、若いVin de garde (ヴァンデギャルド 熟成しておいしくなるワイン)です。3年~6年かけて味わいの頂点を迎えます。
産地:ブルゴーニュ
泥灰土質土壌で栽培され、金色に輝き、花やミネラルの香りを含み、優雅で、シャルドネの特徴がよく表れています。エスカルゴ、牡蠣、ポークのとろ火煮、山羊のチーズなどによく合います。
※2本以上ご購入で送料無料 (銘柄は問いません)
産地:ブルゴーニュ
石灰質泥灰土、牡蠣の殻を多く含みます。優れた白ワインをつくるには傑出した土壌で、シャルドネに白い花々の香りと熱帯果実(レモン、マンゴー、パッションフルーツ)の風味を吹き込みます。
産地:ブルゴーニュ
石灰岩100%の土壌で、ミネラルの香りを吹き込み、しっかりとした味わいで白果実の後味です。
産地:ブルゴーニュ
土壌はジュラ紀中期バトニアンで石灰質泥灰土。白い花(アカシア、スイカズラ)と蜂蜜の香りとしっかりとした、調和のとれた燻した芳香がします。
産地:ブルゴーニュ
(アロース・コルトンは)ピノ・ノワールが多く植えられていますが、このシャルドネはこの区画を偏愛しているようです。この当ドメーヌの末っ子、2011年収穫分はすでにテイスティングにおける有望株となっています。
産地:ブルゴーニュ
水面に浮かぶ睡蓮にたゆたい、黄色に輝く衣服を纏いしその姿は、きめ細やかな気泡の首飾りに飾られ、あなたに見つけられるのを願っているかのようです。ブルゴーニュ主要3種のぶどう品種により醸造されるこのクレマンはピノ・ノワールの穏やかさ、シャルドネのきめ細やかさ、そしてアリゴテのみずみずしい心地よさをもたらします。ぶどうは3つの異なる場所、コートドボーヌ、コートドニュイ、そしてオーコートドボーヌより集められ、ブレンドされ、完璧な調和をもたらします。この奥ゆかしい、果実の芳香がさらにこのクレマンをより魅惑的に仕立てあげます。アペリティフに最高です。
産地:ブルゴーニュ
ブルゴーニュシャルドネとアリゴテ、この2つの品種の調和のとれたマリアージュ、これがこのクレマンに無類の高貴さをもたらします。配合の主たるシャルドネがこの特徴をよく表し、アリゴテはみずみずしさを付け加えます。その姿は小麦色で、清々しさと精緻さを感じさせ、果実の芳香がなんとも魅惑的です。よく調和され、この生命力漲るうら若きクレマンはどのようにブランドブラン愛好家を籠絡するかを知っているかのようです。
産地:ブルゴーニュ
ブルゴーニュでもっとも評判の品種、ピノ・ノワールのみより作られるリシャールロゼはその特色を総てあらわしています。その繊細な色、独特の香りは短いマセラシオン(アルコール発酵中に色素、渋み、香りが出る事)にて得られます。このすがすがしい洗練されたピンク色は目にも鮮やかです。うっとりとさせる果実の香り。溢れ出る完璧なまでの愛くるしさ。でも、本当の楽しみは口に含んでから。はつらつとして、溢れる活気。円熟と優雅さも兼ね備えています。デセールのお供に、とてもおいしい一品です。
産地:フランス・ボルドー
1950年より3世代つづく家族経営のシャトー。この土壌によって作り出される複雑なアロマを持つワインを自然に表現させています。ボルドー風リブステーキ、チキンのローズマリー風味とよく合います。
産地:ブルゴーニュ
区画はムルソー村の南に位置し、畑は南東に向いて土壌は石灰粘土質、標高260mです。シャルドネ100%で、植樹年はそれぞれ1955に1/3、1964に1/3、1973に1/3です。伝統的なオーク樽を使用しています。色調はボトリング数年後に金茶色になり、香りは強く、精緻です。調和のとれ、豊満な、ねっとりとしていつつも空気のように軽く、深く長い余韻が続きます。フォアグラや魚、鶏肉のクリーム煮などに合います。
産地:ブルゴーニュ
区画はムルソー村の南に位置し、畑は南東向き、土壌は石灰粘土質、心土(表土の下層の土壌)は泥灰土、標高260mです。シャルドネ100%で植樹は1991年です。伝統的なオーク樽を使用しています。色調は艶のある黄色、白い花とアーモンド、軽い木の芳香もします。味わいは格別に華やかで、力強く、長続きします。魚料理と合います。
産地:ブルゴーニュ
区画はシャルム、ジュヌヴリエール等プルミエクリュの上に位置し、畑は南東に向いて肥沃な土壌で石灰粘土質、標高350mです。100%シャルドネ、1951年植樹です。伝統的なオーク樽を使用しています。色調は黄色で、甘草、ハッカ、わずかに燻したような木の香り。味わいはゆったりと、しっかりと、構成力があり、最後までしっかりと続きます。エビやカニ、白身の肉などを合います。
産地:ブルゴーニュ
区画はシャルム、ジュヌヴリエール等プルミエクリュの端にあり、畑は南東向き、平坦な土壌で石灰粘土質、標高260mです。100%シャルドネ、1983年植樹です。伝統的なオーク樽を使用しています。色調は明るく澄んだ、少し緑がかった黄色。花の香りでフィニッシュは木がごく軽く焼けたような芳香、ゆったりと、調和のとれた、優雅な、すっきりと長持ちする味わいです。魚料理や白身の肉と合います。
産地:アルザス
優しくて繊細。酸味のある軽やかさとまろやかな口当たり。さまざまな料理との相性が良く、特にキッシュやトゥルトなどの前菜全般、アスパラなどが合います。食事の始めから終わりまで、ほとんどの料理と調和するでしょう。
産地:アルザス
このワインはあまり知られていませんが、とても優しい酸味と、ずばぬけた力強さがあります。なかでもマンゴーの香りが際立っています。
産地:アルザス
このテロワールは粘土石灰質で酸性度が高く、豊かな土壌です。この土地で育ったブドウは、こくがあり香りの強いワインを作ります。ライチやオールドローズ、スミレの香りがあります。さらにポテンシャルを引き出すために少しカーヴで寝かせることでよりおいしくなります。スパイスの効いた料理や香りの強いチーズ、クェッチ(プラムの一種)とシナモンのタルトやミラベルのタルト、アップルパイなどのデザートとよく合うでしょう。
産地:アルザス
品種はピノ・ノワール。白のクレマンよりも少しきめが細かくまろやかで口当たりの良いワインです。
上記 ブルゴーニュ、アルザスワインの他にも、ソーテルヌ、ロワール、コンドリュー、
さらにはサンセール、ジュラ…とフランス各地よりワインを取り揃えております。
詳細・ご注文は >>「奇跡のワイン」ショップを御覧ください。
「キャピタン・ガニュロのワインを飲んでまず感じるのは、白にしても赤にしても、いずれも色調が美しく、味わいがとてもクリーンなことでしょう。そして、造りに無理がないせいか、飲み疲れしないことも特筆に値します。
それが造り手のポリシーと技量の結果であるのはもちろんです。ただ日本で飲む場合、輸入の方法と輸入後の保存がお粗末であればすべては台無しになってしまうはずで、インポーターの工夫と努力を思わずにはいられません。
なかでも驚かされたのは、ボトルが酸素を通さないフィルムで作った袋に入っていたことでした。ワインは長年飲んできましたが、見たことも聞いたこともないスタイルです。聞けば、生産者のカーヴの空気をそのまま閉じ込めているとか。
検証にはまだ時間がかかるにしても、日本のワイン輸入に革命をもたらす可能性があるのではないでしょうか。納得した私はすぐ袋入りの一本を購入し、そのまま我が保冷庫に収めました。しばらくは寝かせるつもりですが、抜栓の日が楽しみです。」(フリー・ジャーナリスト/柴田光滋)
「いずれものどにひっかからずスーッと入っていく。
正にフランスで飲んでいる時と同じ感覚で楽しめました。どれも美味でした。」(料理・菓子ジャーナリスト/並木麻輝子)
「本当にフランスで飲むワインと同じで感激です。日本でおいしいピノが飲めるので本当にこれから楽しみです。」(M.O)
「白ワインもさることながら、実は赤ワインの苦み、渋みが苦手だったのですが、
今日はすーっと飲めてしまい、大変おいしく頂きました。」(料理雑誌編集者/Y.I)
「次元が違うものであると理解しました!ワインへの認識を覆されました。」(フリーアナウンサー/政木ゆか)
「ラドワの白。フトリエルは熱帯地方のジュースの延長に広がるような印象でした。ムーロットは食事と一緒に頂きたいと思いました。
ミコードは初めての印象。不思議な味わいに感じました。」(「地球のココロ」編集/清水まゆみ)
「じゃまするものがなく、すーっと飲めました。
毒のはいっているものと飲み比べることがなかったので、違いを知ることが出来て感謝です。」(フードコーディネーター/H.M)
「とってもおいしく、初めてのお味ばかりで感動でした。」(教室生徒/平井瑞記)
「いささかも雑味がなく、華やかな味わいでした。ライトタイプは苦手ですがこれは旨い。深みもある。」(会社員/山中弥寿彦)
2000年ごろまでは、日本に輸入されるワインはフランスと同じようにつくられた、「二酸化硫黄」を添加したワインが来ていました。ワインの裏側のシールには二酸化硫黄と記されていました。これはワインの木樽を硫黄燻蒸した時にできるもので、微少な毒性はありますが、酸化によるワインの劣化を防いでくれると同時に、ある種の微生物を殺すことによってワインの腐敗を防ぎ、ワインの大量生産、長期保存、熟成を可能にしています。
しかし高温多湿の日本にワインを置いておくと、フランスの大陸性気候にはない腐敗菌がコルクと瓶の間から侵入し、早ければ日本到着後1ヵ月でワインは著しく腐敗、変質してしまいます。そこで腐敗を防ぐために後から亜硫酸塩を加えるようになったワインが輸入ワインには多く流通しています。
亜硫酸塩は四段階に分けられる毒性の中でも二番目に強い毒性を持っており、添加された時点で変異原性、つまり発がん性誘発因子を持つことになります。後から加えられた亜硫酸塩によって、ワインの中の様々な酵母菌は死滅し、強い酸化作用によってさまざまの成分は本来のものとはかけ離れた姿になっています。ほぼ正常な熟成はストップし、搾りたてのブドウの未成熟を示す紫色がずっと残ります。香りは立たず、舌を押し返すような不快な舌触り、ザラザラとした渋みと鈍重な酸味の混ざり合った強烈に不快な味わい。私は決して飲めません。
2~3杯飲んだだけで頭痛、著しい不快感を感じるのはワインだけでしょう。輸入ワインにはかなりの亜硫酸塩が加えられているものが多いのです。
私はフランスで飲むワインと日本で飲むワインの違いをはっきりと早くから認識していました。そして何とか日本でもフランスと同じような旨いワインを飲みたいし、多くの人に飲ませてあげたい。その思いでずっと頑張ってきました。
2005年、日本に生息する微生物の侵入によるワインの変質を防ぐため、無菌の空気を循環させるワインセラーを考案し、亜硫酸塩の加えられていない二酸化硫黄だけのワインを本当に良い状態で保存することを可能にしました(特許取得)。
そして2013年。酸素を通さないフィルムで袋を作り、フランスの空気とともにカーヴの中でワインを密閉し、10~15℃に保たれたリファーコンテナで輸入するという、より扱いが簡単な、微生物侵入によるワインの腐敗を防ぐ手段を考案しました(EUと日本で特許取得)。
袋入りのワインの味は、とにかく私の想像を超えたおいしさです。全ての味わい、熟成を壊し尽くす亜硫酸塩が加えられておらず、また異常発酵していないので、ブルゴーニュの繊細な香り、味わいがさわやかに、さらに繊細さを増して印象的に五感を刺激します。日本で全く初めて可能になった信じられない味わいです。このワインを飲んだら、私の言っていること全てが真実であることを即座に理解できます。亜硫酸塩が加えられておらず、そして腐敗していないワインは、実際に飲んでみなければ絶対に想像できない、素晴らしい味わい、おいしさです。
日本に到着したワインは、輸送による振動によって成分が混じりあい、味わいは混沌としているため、フランスの現地で飲む時と同じ味わいではありません。3ヵ月ほど寝かせることでワインの状態を落ち着かせ、飲みごろとなってから販売いたします。
ワインは同じ銘柄でも一つとして同じ味はありません。それぞれが違った表情を見せてくれます。ぜひ、ワインの個性を楽しみながら味わってください。
■通信販売
①輸入販売部へファックスまたはお電話でご注文(基本代引のみとなります)
②ワイン専用オンラインショップ
※オンラインショップではクレジットカード決済がお選び頂けます。
※有料化粧箱によるギフト配送も承ります。
宅急便でのお届けの場合は、到着後20日間(出来れば30日間)休ませるとワインの味が落ちつきます。
私どもが輸入している「奇跡のワイン」を最適な状態で飲むためには、次の注意点を必ずお守りください。
ドスンとビンを置けば、それだけで味わいは変わります。抜栓やグラスにワインを注ぐ時もボトルの扱いはやさしく。
九州、北海道など更なる長距離区域は最低30日間。
※代官山店舗でも一部販売しております。手持ちで揺らさないように持ち帰れば、当日飲むことも可能ですが、出来れば2日ほど休ませることをおすすめします。
ワインは1本1本酸素を透過しないフィルムで、ワインが寝かせられていたカーヴ内の空気をそのまま閉じ込めているので、湿度などその他の環境を考える必要はありません。出来ればワインセラーあるいは冷蔵庫など、10~13℃のところに置きます。
※ワインセラーがない場合は冷蔵庫の野菜室(10℃)で大丈夫です。
※振動の強いところは避けてください。ワインの成分のエマルジョンが壊れ、味わいは変わっていきます。
<袋入りの状態>
ボトルを封入している袋内には日本の空気はほぼ侵入していないと思われます。お客様の手元に届いてから袋のままの状態であれば3~6ヵ月は大丈夫だと思います。
<袋から出した状態(抜栓していない状態)>
1ヵ月ほどは大丈夫だと思いますが、袋から出されたら出来る限りお早目にお飲み下さい。
飲む時に絶対守っていただきたいこと
私も含めてプロのソムリエでない方は、それぞれの産地用のグラスが適しています。ワインの香り、味わいの特性によって、よりおいしく感じるように完璧に考えられています。
ブルゴーニュの赤 ⇒ ブルゴーニュのグラス
ブルゴーニュの白 ⇒ ボルドーの赤用グラス
クレマン ⇒ シャンパン用のフルートグラス(薄いもの)
ワインは同じ銘柄でも1本1本個体差があり、私も1つとして全く同じ味のワインに出会ったことはありません。
白ワイン →13℃のところに置いてある白ワインは、
たっぷりの氷水につけて5~10分おく。
飲む時の適温 9~10℃ほど
※一度5℃ほどに冷やしてしまうと、あとでいくら10℃に戻しても、味わいは変わってしまうように思われます。
赤ワイン →18~20℃のところに出して(シャンブレ)、
約40分で18℃に戻す(夏は20℃)。
飲む時の適温 秋冬17~18℃ 夏16~17℃
※冷たすぎると軽い渋みが出て味わいが立ちません。
クレマン →白ワインと同様
飲む時の適温 7~9℃
※飲む前にグラスも冷蔵庫で冷やしておきます。
注ぐ時はグラスを斜めにして、グラスを伝わらせるように優しく注ぎます。ジョボジョボと乱暴につぐと味わいは壊されます。
但しクレマンのような発泡ワインは、グラスを置いて注ぎます。軽く泡立った方が味、香りが立ちます。グラスを斜めにして泡立たないように注ぐと香りが立たず、味わいが隠れたままです。
亜硫酸塩が極めて少なく、微生物によって変質もしていないので、驚くほどの豊かな香りが立ち上ります。口に運ぶ前にゆっくりグラスを一回し。これで十分香りが立ちます。執拗に回せば味わいはすぐに壊れてしまいます。
澱を取り除いてワインの口当たりをよくするためデキャンタージュをすることがありますが、イル・プルーが輸入しているワインは腐敗もしておらず、亜硫酸塩も加えられていない、正常な味わいのものですから、デキャンタージュは決してしません。衝撃と酸素によって味わいを損ねるだけです。
※微生物によって腐敗しているワインの場合、デキャンタージュで衝撃を与えることによってその不快感を弱めます。
※亜硫酸塩などが加えられていてとても不快な輸入ワインは、いくらかでもデキャンタージュによって酸素を入れて酸化させ、その不快感を弱めることはできます。
グラスに注いだワインは衝撃と酸素によって味わいはよくない方向にすぐに変化していきます。ボトルの中のワインは抜栓してから25分頃のピークまで、少しずつ味わいが良い状態へ変化していきます。
※1本のワインは抜栓から出来るだけ25分以上かけて飲み干し、色、香り、舌触りの変化を楽しみます。
※1本2~3人用として、5~6人で飲む場合は1本開けて短時間で飲みきって2本目を開けるよりも、2本同時に開けて、それぞれのボトルの量を同じ量減らしていき、25分以上かけてどちらも飲みきるようにします。
グラスに注がれて味わいが変化したものは全て飲み干し、時間が経過してさらに良い状態へ変化したボトルの中のワインを新たに注ぎます。
赤・白のワインの場合は真空の栓をしてもよいですが、ラバーコルクを逆さにしてギュッと差し込んでおけば、2~3日はそれほど味わいが変化しません。10~13℃で保管してください。
またクレマンの場合は、本来 抜栓後30 分以内に飲み終えるのが理想ですが、真空の栓をお持ちでしたら少し空気を抜いてから栓をする方が、より多くガスが残り翌日も比較的おいしく頂けます。真空の栓がない場合は、そのままラバーコルクなどをギュッと差し込んでおくだけでも、少しガスの量が減りますが、それなりにおいしく飲めます。
※キャピタンのラバー製コルクはとっておくと便利です。他のワインやクレマンなどの飲みかけのワインに栓をする時にも使えます。
フランス、ブルゴーニュのリキュールの作り手、ジョアネさんの奥さんは、私が訪ねるといつも言っていました。
「ブルゴーニュの果物で作ったリキュールには、ブルゴーニュの白ワインやクレマン(発泡酒)でなきゃダメ。おいしさが全く違う」
でもこれは本当にその通りなんです。
ジョアネさんが作るカシスやフランボワーズのリキュールの味わいの濃厚さと深さは他に比べる物がありません。正に、私にとっては神様の手を借りて創り上げたとしか思えない素晴らしさ。そしてとても人懐っこく、本当に優しさに満ち溢れた味わいなのです。この豊かに優しい、慈愛溢れる味わいを消さずに、さらに広がりを与えるためには、ブルゴーニュの土地が生んだ優しい白ワインとクレマンだけが、完全なmariage(マリアージュ=調和)を創り出します。信じられぬほどの夢心地の味わいです。果てしない広がりを持った、豊かで深い味わいに意識は吸い込まれていきます。
アペリティフとしてだけでなく、3時のおやつに、フルーツのタルトゥ、クッキーをつまみながら飲みます。もうたまらない非日常のおいしさです。
今までは気が抜けた、味わいの変質したシャンパンやクレマンしかありませんでした。
いつもジョアネさんには彼のリキュールのおいしさを100%日本では感じてもらえないもどかしさと申し訳なさを感じていました。やっとです。
やっと奇跡のキール(ブルゴーニュの白とカシスリキュール)やマルキ(ブルゴーニュの白とフランボワーズリキュール)が誰もが飲めるようになりました。
私は本来の味わいをもったよい状態のワインは、世界に数あるアルコール飲料の中で最も五感に迫るおいしさがあると思っています。
フランスそのままの、本来の味わい。幸せで健康なワインを、ようやくお届けすることが出来ます。ぜひお試しください。
※ ワインオンライン専用ショップは500mlのリキュールの特別販売がございます!
イル・プルーで取り扱うワインは、ブルゴーニュきってのワインの産地であるコート・ドール県(=黄金の丘陵)にあり、代々昔ながらの製法でワイン造りをしているドメンヌ(醸造所)のキャピタン・ガニュロ氏のものが中心となります。
コート・ドール県は、コート・ド・ニュイ(Côte de Nuits)地区とコート・ド・ボーヌ(Côte de Beaune)地区 の2地区に分けられ、狭いエリアながら未だ化石がごろごろ見つかるようなミネラルが豊かな土地で、特級畑(Grands Crus)やそれに劣らぬ1級畑(Premiers Crus)が大半を占めています。代表的な高級銘柄には、コート・ド・ニュイ地区ではクロ・ヴージョ、コート・ド・ボーヌ地区ではサヴィニー・レ・ボーヌやコルトン・シャルルマーニュがあります。
しかし、そのような特級・1級のおいしいワインであっても、日本に輸入されているものは異常発酵を防ぐために大量の亜硫酸塩が後から加えられ、地域や品種特有の味わいや香りを失っているものが大半です。今回私共が輸入しているワインは、昔ながらの製法で二酸化硫黄(SO2)を使用しており、後から亜硫酸塩やその他合成保存料、香料などを加えることは一切しておりません。
亜硫酸塩の規制値とキャピタンの検出値(1リットル中)
キャピタン・ガニュロ | EU基準 | 厚生省(日本)基準 | |
---|---|---|---|
赤ワイン | 33mg | 160mg | 350mg |
白ワイン | 77mg | 210mg | 350mg |
※二酸化硫黄(SO2)は水に溶けると還元作用がある「亜硫酸」となるため、酸化防止効果があります。ワイン製造過程で二酸化硫黄は必ず加えられます。これは私共のワインでも同様で、微量の亜硫酸塩が検出される場合があります(オーガニックワイン、ビオワインと呼ばれるものも同様です)。
しかしその検出量は赤ワインで厚生省基準の約1/10とごくわずかです。
私共ではワインの年度(ヴィンテージ)を表記しておりません。昔ながらの製法で、少量生産をしているドメンヌから、その都度入荷できるものを順次仕入れておりますので、あるヴィンテージが終わると次のヴィンテージに切り替わります。同じ年であってもワインは生き物であり、1本1本味わいが異なります。ヴィンテージにこだわるのではなく、その時味わうワインを楽しむことをお薦め致します。
ワインに関するお問い合わせは
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